毎日暑いですね。
セミの鳴き声が激しい季節になってきました。
鳴くのは雄だけで、腹を擦り合わせて、あんなでかい音出すんだって!
すごい!
セミと言えば、思い出しました。
コロナが流行ってから中止になったのかなあ・・・
毎年、この時期、近くの大学が子供向けのワークショップみたいなイベントをやってて、小学生の娘と息子を連れてよく参加してました。
確か「セミのナイトウォッチ」っていうイベントだったかと思います。
大学生のお兄さん、お姉さんと一緒に、夕方暗くなってから懐中電灯を持って地中から出てきたセミの幼虫を探して捕まえるんです。
子供達はもう夢中で走り回りながら探しまくるわけです。
私なんかちょっと虫が苦手なんで、自分では捕まえられないんですが、子供(特にお姉ちゃんの方)は平気なんですね。
どんどん見つけて虫かごに入れてました。
運が良ければ、その場で羽化の瞬間に立ち会えるんですが、なかなかそれは難しくって自宅に持ち帰った幼虫をベランダとかで羽化させて観察するパターンが多かったかな。
羽化したてのセミって、白く透き通っててすごく綺麗なんですね。
生命の神秘ですね。なんか神妙な気分になります。
私がうっとりとしている横で、うちの娘、抜け殻の中に指突っ込んで、「なんか湿ってる!」ってニコニコしながら何度もこねくりまわしてた!
や、やめて!
こわい!
その大学の先生に聞いたんですが、セミってすごいんですよ。
まず、セミの卵ってどこに産みつけれられるか知ってますか?
枯れ木とかに生み付けられるんですって。
そのまま1年くらい孵化しないんです。
1年後の梅雨時に孵化するんですけど、そのタイミングってすごいんです。
雨が降って土が柔らかい時を狙って孵化するんですって!
土が柔らかいと潜りやすいからだって!
なんで知ってるの?って感じですよね。
そしてなんと4年〜7年くらい土の中で過ごして、出てくるんですって。
長いものだと17年って種類もいるんだって・・・長い!
土の中で何してんの?って思いますよね。
気の根っこに引っ付いて樹液をすすってるんですって。
戸川純の「蛹化(むし)の女」・・・
地上で鳴くのは、2週間くらいなんだって。
はかない命ですね・・・。
そういえば、私も子供の頃、セミってかっこいいなあと思ってたなあ。
やっぱり私たちの年代だとセミと言えば「バルタン星人」かな・・・
フオッフオッフオー
次回は、「ウルトラセブンと愉快な怪獣たち」と言うテーマでお話しさせていただきます。