2月3日・・・
今年も子供達に「豆」を投げつけられる日が来ました。

世のお父さん達は、どうされているのか?わかりませんが、
我が家では、毎年この日は、会社の帰りにお父さんが
「鬼」に魂を乗っ取られてしまうという設定になっています。

それを長女(今年は8歳)がティッシュの空き箱を改造したオリジナル升に入れた大量の「豆」で撃退するというストーリーです。「豆」の補充を担当することになっている弟(今年4歳)は、恐怖のあまり未だかつて、まともに「豆」補充の任務を遂行したことがなく、毎年、泣きながら部屋の中を右往左往する始末です。

 

そんな修羅場を奥さんがニヤニヤしながらビデオ撮影するという毎年恒例の伝統行事になっております。

投げつけられる「豆」は、奥さんが用意するのですが、今年は何かなあ???
「炒り豆」の時は、掃除が大変だったなあ・・・
「個包装された豆」の時は楽だったなあ・・・
「殻付きの落花生」の時は、楽かと思ったけど、踏みつけて割れてしまったやつなんか
「炒り豆」のときよりも片付けるの大変だったなあ・・・などなど
思い出が蘇ります。

そもそも、なぜ「豆」なのかと思い、少し調べてみました。
諸説色々あるみたいなのですが、『古事記』に由来があるそうなんです。
神社の「節分祭」で使う「豆」は、祝詞を上げてから使われるそうで、
その祝詞の内容が

「伊耶那岐神(イザナキノカミ)が黄泉の国から逃げ帰るときに
桃の実を投げて悪霊たちを退散させた。
その桃の実の霊力をこの豆に授けてください。」

というものなんだそうです。

ということは、我が家で用意している「豆」は、スーパーなどで購入したもので神主さんに祝詞を上げてもらったわけではないので、「桃」の霊力は宿っていない?
ということですね。

・・・単なる「豆」を巻き散らかしているだけだったということ?

 

 

まあ、それはそれでOKですね。
そんな本格的な「豆」を毎年投げつけられてたら身がもたないですものね(笑)

お土産のケーキも買ったし、鬼のお面をコンビニで仕入れていざ出陣!

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